5月の定例会

5月は少し趣向を変えて、メンタルヘルスについて皆様と一緒に考えました。言葉としては聞いたことはあっても実際に自分の生活や仕事とどのように結びついているか分かりにくいと思われる方も多いかと存じます。当日は皆様とのディスカッションをできるだけ設け、積極的にご参加して頂きました
「徹底chatting!どうなの、メンタルヘルス!?
~戦う前から負けることを考える専門バカ、いるかよ!!」
現代精神医学には半信だけど半疑な、“広く浅く”をモット―に
日本で活動してきた精神科医がお話します。

何かしら知らないこともいっぱいですが、何かしら知っていることもあろうかと思います。

日頃聞きたいあの話、前からいかがわしく思ってたこの話…
精神医学にまつわるエトセトラについて、いろいろおしゃべりしませんか?

起業家メンタルヘルスを含めた職場のメンタルヘルス経験は多く
会の趣旨上、起業家タイプに多い危ない兆候や今のメンタルヘルス
(うつ病の話を中心に)の流れなどをお話した後…

できるだけフリー・ディスカッションに時間を費やしてインタラクティブにしたいと思っています。
「どうせ、薬漬けしか能がないんでしょ?」なんていう素直な質問もウェルかめです。

精神科医ごときが正しい答えを導けるほど世の中はシンプルではないと思いますが
キレイゴトなしでさまざまな価値観をぶつけあえる時間にできたらハッピーです。

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<講師プロフィール>
最上 悠(もがみ ゆう)氏
精神科医、医学博士
専門は、うつ病や不安障害、依存症といった疾患に対して考え方や行動、人間関係の癖を
効果的に見つめなおすことで心の病気を治すという 認知行動療法や対人関係療法といった現代精神療法。
首都圏での大学病院、総合病院勤務を経て、現在ロンドンにて認知行動療法家育成プログラムに参加しつつ、価値観や問題解決スタイルといった心の在り方が生活習慣病による慢性疾患での予後や死亡率等にどう影響を与えるかという研究を進めている。官庁・大企業での嘱託産業医として職場のメンタルヘルス経験にも長く関わっていた。
また、うつ病への読書療法、コンピュータ療法、栄養療法(サプリメントや食の改善による予防や治療)、
運動療法といった生活を生かした治療研究にも早期から携わる。
また、著作活動や民放バラエティ、NHKラジオ等へのメディア活動歴に加え、現在は日本での月刊誌2誌にも連載中。
・脳の炎症を防げば、うつは治せる(永岡書店)
・なぜ、いい人はがんになりやすいのか?(青春出版社)
・薬を使わずにうつを治す本(PHP研究所)
・世界の精神科医がすすめるメンタルサプリ(河出書房)
・ネガティブのすすめ(あさ出版)
・家族をうつから救う本(河出書房)
・きっとココロは楽になる(かんき出版)
・ココロの筋トレ(インフォバーン)
以下、著書多数